2014/11/03

ポルトガルのポルト市地下鉄(メトロ)のゾーン区分

調査日:2014/10/30(現地)


実に分かりにくい仕掛けで、料金ゾーンと地域ゾーンの2種類存在している。
地域ゾーン(例:Zona C1, Zona N10, Zona S8)は、恐らくメトロ以外の広域地域に振ってあるものと思うが、メトロの料金体系には無関係だ。


メトロが通っている地域ゾーンは全部で12個あるが、その地域ゾーンからの料金ゾーンを示した図が、上の写真。
背景色で料金ゾーンを区別してあるようにみえるが、実際は違う。


たとえば、ポルト空港のある Zona N10 からの料金ゾーン図が上の写真。
観光の中心となるエリアは Zona C1 で、料金ゾーンは z4 となっている。

ドウロ川を渡った対岸(ポートワインの工場がたくさんある地域)の地域ゾーンは Zona S8 だが、料金ゾーンは手前の Zona C1 と同じ z4 となっている。
さらには、Zona C6 の背景色は料金ゾーン z3 だと思いきや、実際は z4 なのだから背景色区分も意味不明だ。地域ゾーンの存在意義が無いのに、それを表示することで混乱を招いている気がする。


混乱(というか、旅行者にとっては訳のわからない表示)に拍車をかけているのが、料金表だ。

z2 から z9 まである。なぜか z1 (同一ゾーン内と解釈するのが普通)が無いし、料金ゾーンの最大は z6 までなのに、z9 までの料金が示されている。

メトロの通らないバスや近郊電車の区域まであるからだろうが、その案内表示がまったく無いので大きく表示されている地域ゾーン数ではないかと勘違いしてしまうわけだ。


そんな話はどうでもよいから、料金を調べるにはどうすれば良いかというと、大きな路線全図の左下に小さく黄色の背景色で表示されている上の表を見て、目的地までの料金ゾーンを調べることができる。(そこに記されているなど、旅行者が気づくわけがない!)

空港から街の中心は料金ゾーン z4 なので、運賃は €1.85(+0.50)、メトロ24時間券(Andante 24)は €6.40(+0.50)となる。+0.50€ は、電子式のカード代。初めてポルトに来た方であれば、最初は必ず購入する必要がある。

また、地球の歩き方の記載も曖昧で役に立たないのだが、ポルトの交通機関での24時間券は2種類ある

地下鉄の券売機で買える Andante 24 は、他の交通機関に乗れないので注意が必要だ。
Andante Tour 1€7.00/24時間券)か、Andante Tour 3€15.00/72時間券)を買うように気を付けよう。販売箇所は、最後にリンクを記してある発行元の公式サイト(STCP)に記されている。

私は、空港駅の券売機前にいた職員に24時間券がほしいと言ったら Andante 24 を発券されてしまった。彼は、トラムにも乗れると言っていたが実際は乗れず、ケーブルカーにも乗れなかった。(バスは試していない)

Metro do Porto (メトロ関連の料金表)
STCP [Sociedade de Transportes Colectivos do Porto] (Andante Tour の購入先情報)